ユキコ・ハーウッドの心理占星学
第四部:天体の運行サイクルと人生の流れ
土星以遠の天体が
人生に与える影響を読み取る
第三部迄でホロスコープの基礎をひととおり学びました。第四部はその先へと進みます。
いわゆる『トランジット』を学ぶ講座です。特に土星以降の天体のトランジットに特化しています。
土星以遠の天体とは、土星・天王星・海王星・冥王星。これらの天体のトランシットが人生に与える影響を学びましょう。
昔ながらの西洋占星術は、土星以降の天体に『忌むべき凶星』というレッテルを貼ってきました。
土星・天王星・海王星・冥王星…..
これらの天体がネイタルの天体にアスペクトをとるとき
特にハードアスペクト(昔ながらの言い方では凶アスペクト)をとるとき
人生に不幸や不運、災いが起こると予想する人が多かったのです。
時代が前に進むにつれ、その傾向は薄まってきてはいますが
それでも、昔ながらの『凶星イメージ』は
いまだに多くのモダンアストロロジャーにさえ暗い影を落としています。
しかし、イギリスの心理占星学スクール【CPA】のスピリットを受け継ぐユキコ・ハーウッドさんは、かなり違っています。
もちろん、土星以降の天体が出生図にハードアスペクトをとるときは、決してイージーな時期ではない。
けれども、それを不幸や不運という言葉で片づけはしない、のですね。
土星は課題や向き合うべきテーマを教えてくれる。
天王星・海王星・冥王星が訪れとシンクロしているように思える困難・危機も
人生の新境地が開くチャンスとみることもできる。
このように、英国心理占星術の世界では
ものごとの捉え方が、吉とか凶とか、二元的ではないのですね。
ユキコ・ハーウッドさんの講座を受けていると
天体の捉え方、アスペクトの捉え方、という占星術の象徴だけの話ではなく
それ以前のモノの見方、ものごとの捉え方が根本的に違うんだなぁと感じます。
土星以降の天体がアスペクトしてくるときは、莫大な成長の可能性を秘めた時期であり
より、自分らしい人生へと軌道修正するチャンスにもなる、そんな風に捉えておられます。
物事を吉凶・運不運でとらえないところは
イギリスのユング系心理占星学にも、アメリカのノエル・ティル心理占星術にも、共通していますね。
ノエル・ティル心理占星術では個人性の高い『ソーラーアーク』を重視する分
同世代が同時期に体験する『中年の危機』をもたらすアスペクトは、それほど深く掘り下げないのですが
ユキコ・ハーウッドさんの心理占星学では、時期読みは『トランジット主体』なので
その分、さまざまなトランジットについて深く掘り下げていきます。
もちろん『中年の危機』アスペクトについても、じっくり考えます。
一般的に日本で教えられている中年の危機は『冥王星と冥王星のスクエア』ですが
イギリスでは『海王星と海王星のスクエア』『天王星と天王星のオポジション』も中年の危機アスペクトに含めています。
土星・天王星・海王星・冥王星のトランジットの影響を深く知り
よりポジティブに活用していきたい方は、ユキコさんの講座を受講してみてくださいね!
ユキコ・ハーウッドの心理占星学シリーズ『第一部から第三部』を学んでいなくても、出生図が読める方なら受講いただけます。
サイン・惑星・ハウス・アスペクト等、占星学の基礎知識をお持ちの方
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講座スタート日の前日以降:受講料全額