ユキコ・ハーウッドの心理占星学
第三部:ハウス&アスペクト
惑星の神々が住まうハウスやサイン
互いの関係性からホロスコープを読む
ユキコさんは、ハウス=神殿、つまり惑星の神々の住まいと捉えてお話を進めていきます。英国心理占星術界ではエレメントを非常に重要視します。ハウスの場合は「火のハウス」「地のハウス」と火地風水のハウスに分類して特徴をとらえていきます。
エレメントを重視するのはアスペクトも同様です。単に惑星同士の角度だけでなく、火地風水のエレメントやサインを踏まえて、その力関係を考えます。
第一部で12星座のアーキタイプを学び、第二部で、11人の惑星の神々を学びました。
第三部では、惑星の神々が住む神殿(ハウス)と、その関係性(アスペクト)を学びます。
第三部を学び終えると、ホロスコープを構成する基本的な要素である
『サイン・惑星・ハウス・アスペクト』をすべてカバーすることになります。
これでホロスコープの全体像をとらえるようになります。
第三部の最終回には、第一部から第三部までの学びを統合して、ホロスコープを読む練習をします。
ユキコ・ハーウッドの心理占星学コースを第一部から第三部まで学ぶと
ホロスコープに埋め込まれた『個人の神話』を読み解けるようになるのです。
私たちは『個人の神話』をこの世に体現し続けています。
11人の惑星の神々が、どのサイン、どのハウスに住んでいるのか、互いにどういう関係性なのか・・
ユキコさんは、そういう視点でホロスコープを読んでいきます。
これら4つの視点を持って、ホロスコープの世界に踏み入れば、物語が生き生きとあふれ出してきます。
占星術を長年学んでいても、ホロスコープをリーディングできない方は多いもの。
ユキコ・ハーウッドの心理占星学シリーズを学べば、その悩みを解消することができます。
既にある程度読める方にとっても、よりクリエイティブなストーリーを紡ぎだせるようになります。
それゆえ、初心者だけでなく、プロにも受講いただいているのです。
第14回目から17回目は『12のハウス、神々の住まう神殿』ハウス区分について。
占星学(ホロスコー プ)では黄道を12の星座空間で表すと同時に、12のハウスを設けます。
太陽からカイロンも含め冥王星までの11の天体は、サイキに存在する神々の姿。
ハウスはその神々が実際に住まう場所、つまり神殿と言えるでしょう。
このハウス区分も星座の分類と同様、いろいろな分け方がありますが、今回は地水火風と四つに分けてハウスごとのテーマをみていきましょう。
またどの惑星がどの星座にあり、どのハウスに位置するか、ということも考え合わせながら、話を進めていきます。
14)火のハウス 1、5、9室
15)地のハウス 2、6、10室
16)風のハウス 3、7、11室
17)水のハウス 4、8、12室
占星学では、惑星同士の位置関係を度数で示したものを「アスペクト」と呼び、そのアスペクトによって共鳴同調し合う作用、あるいは、葛藤対立し合う働きが生じる、と言われます。
ここでは、アスペクトの種類を学ぶと同時に、そういった力関係が生じる背後にある地水火風のエレメントを基本に、惑星同士の位置関係について考えます。
アスペクトには、大アスペクト・小アスペクト以外にも、いくつの種類があります。
さらにノン・アスペクト、つまり他の惑星と特定の角度を作らないものもあります。
今回はそれらの惑星について話を進めていきます。また、複合アスペクトについても学びます。
実際にホロスコープを読んでみましょう。
すでにホロスコープ・リーデイングをお仕事にされている方は新たな洞察が生れ、これまでの視点に深みと閃きが加わることを期待します。
吉凶二元論ではない、内面との対話としてホロスコープを読み解くことを感じとって頂ければと願います。
初心者の方は、これからが本当の意味で占星学の勉強の始まりです。
どうぞ占星学をライフ・ワークに様々な世界への扉を開いていってください。